きりのブログ

パソコン、開発関係の思いつきと作業記録

デスクトップPCのHDDをSSDに換装

今更ですがHDDからSSDに換装してみました。

2009年にWindows7クリーンインストールし、無償バージョンアップを経てWindows10にして使っていたので8年以上使っていたことになります。不良セクタが発生することもなくアクセスに問題ありませんでした。しかしHDDへのアクセスが多くCPUが遊んでいる時間が長かったりと年々動作が遅くなっていました。

これを機に第8世代コアプロセッサー(CoffeeLake)のCPUに更新し、ついでに電源とケースも更新したかったのですがHDDの容量が逼迫してきたこともあり安価に効果の見込めるSSDへの換装に踏み切りました。

スペック

ケース: Century CF-A8989WT150
CPU: Intel Core i5-2405S
M/B: ASRock Z68M-ITX/HT
HDD: 日立GST Deskstar P7K500 HDP725050GLA360

HDDは約200GBずつC、Dにパーティションを分けていました。これをCとシステム関係のパーティションSSDに移動し、Dを新しいHDDに移動しました。

用意したストレージ等

SSD:  SanDisk SSD PLUS 480GB SDSSDA-480G-J26 (16,193円)
HDD: WD Blue WD40EZRZ-RT2(10,583円)
変換マウンタ: ELUTENG 5.25インチベイ用 ネジセット付き 2.5 3.5 インチ 変換 マウンタ(459円)

SSDは480GB、HDDは4TBです。ケースには3.5インチシャドウベイと光学ドライブ用の5.25インチベイしかなく、空いている5.25インチベイにSSDを収めるため変換マウンタも買いました。HDDはビデオやら写真やら貯めておくので、思い切って大容量のものにしました。しめて27,235円でした。

使用したソフト

EaseUS Todo Backup Free(v10.6.0.0)
EaseUS Partition Master Free(v12.5)

手順(HDD→SSD

高速スタートアップを使わないよう電源を落とし、電源コードを抜きます(Shiftキー押しながら再起動を選ぶ、など)。次にSSDを接続してPCを起動、続けてEaseUS Todo BackupでHDDをSSDにクローン。「SSDに最適化」のチェックボックはオンにしておきます。SSDの方が容量小さいですが、いい感じに処理してくれました。所要時間2時間ぐらい。

これでC、Dとシステム関連パーティションも含めてまるっとSSDに入りました。再び電源を落としてHDDを取り外し起動することを確認します。Windowsのライセンス認証は保たれたままでした。また、万一のためWindowsのシステム修復ディスクを作っておくと安心ですが、今回は使いませんでしたが。

手順(Dパーティションの新HDDへの移動と容量拡張)

SSDに入っているDドライブを新しいHDDに移動し、CとDのパーティションサイズを変更します。

電源を落とし新しいHDDを取り付けます。PCを起動したら、EaseUS Partition Masterを起動。新しいHDDはMBR形式で1パーティション2TBまでしか広げられないのでGPT形式に変更して「適用」。続けて、

  1. SSDのDパーティションを新HDDにコピー
  2. SSDのDパーティションを削除
  3. SSDのCパーティションの後ろにある回復パーティションをディスクの最後に移動
  4. SSDのCパーティションの容量拡張
  5. HDDのD(予定)パーティションの容量拡張
  6. D(予定)パーティションのドライブレターをDに変更

ここまで操作して「適用」します。

私の場合、一部ソフトがDドライブから起動していたため2番目のDパーティションの削除でコケましたが、該当ソフトを終了して2番目からリトライしたら上手く行きました。何度か再起動されますがじっと待ちます。

特に問題なく完了。これで速度も上がり容量も増えました。

結果

Cドライブ 200GB → 400GB
Dドライブ 200GB → 4TB

第2世代CPUなので6世代落ちですがサクサク動きます。まだまだ使えそうですが先に電源がヘタりそうでちょっと怖いです。

これまで使っていたHDDが浮いてしまったので何に使おうか悩んでます。ケースに空きベイがないので、外付けケースでUSB接続してもいいんですが既にひとつ繋がってるしなぁ・・・。とりあえず予備として大事にしまっておきます。