きりのブログ

パソコン、開発関係の思いつきと作業記録

HDD交換

 

実家のパソコンが起動に失敗したりHDDに不良ブロックがあったりと怪しくなってきたので、HDDを交換しました。

機種: Dynabook AX/53C
OS: Vista Home Premium
CPU: Celeron M 440

2007年物ですし、スペックもイマイチなので買い替えを考えても良い頃合いなのですが、ハードに使うわけではないのでHDD交換のみとしました。

購入したのはHTS547550A9E384(日立グローバルストレージテクノロジーズ SATA 9.5mm厚 500GB)です。

ディスク丸ごとコピーが手っ取り早いのですが、念のため下準備を。

  • リカバリメディア作成
    プリインストールされているリカバリメディア作成ツールでリカバリメディア作成。DVD2枚でした。
  • データバックアップ
    Vistaのバックアップ機能でデータ類のバックアップ。こちらもDVD2枚。
    ディスクイメージでのバックアップ(Windows Complete PCバックアップ)も取りたかったのですが、これはVista Business/Enterprise/Ultimateのみとのことで断念。
  • イメージバックアップ
    Paragon Backup&Recoveryを導入して、イメージバックアップ。
    この時点では新しいHDDが届いてなかったのでDVDで取得を試みる。高圧縮設定でも27GB必要。予想以上に時間がかかります・・・。最終的には、途中でVSSエラーで止まってしまいDVDが5枚無駄になってしまいました。不良HDDからライブでイメージを取るのは無理があったらしい。

後日、新HDDが届いたので、EaseUS Disk Copy 2.3.1を使用してディスク丸ごとコピーを試みました。

GH-USHD-IDESA(GREEN HOUSE SATA/IDE-USB2.0変換アダプタ)で新HDDを取り付け、Disk CopyのDVDからブートし丸ごとコピー。しようと思ったら、上手くブートできない。外付けにしたHDDが影響しているっぽかったので、DVDからのブートが開始されたタイミングで新HDDの電源を入れたら上手く動いた。コピーの際、エラーを無視するオプションで実行し、2時間弱で完了。READ ERRORが80個ほどあったが、セクタ単位でコピーしているので既に不良セクタマークが付いているものもあるはず、と自分を納得させます。

Dynabook AX/53CのHDDへのアクセスは裏蓋外すだけと楽チン。入れ替えて起動を確認。

しばらく使ってみると、WindowsUpdateが動かない。イベントログにESENTのエラーが一杯。
C:\Windows\SoftwareDistribution\DataStore\Logs\edb.log
が読み取れないとかなんとか。WindowsUpdateでPCが遅くなった時など削除した経験があったので、念のためフォルダごとコピーしてバックアップとし、中のファイルを削除してみたら動くようになりました。

旧HDDが容量80GBだったので400GB以上の未使用領域が出来ており、このままではもったいない。ディスク管理ツールで確認すると、既に基本パーティションが4つ出来ており新規作成は出来ませんでした。並びは

  1. EISA
  2. C
  3. D
  4. Recovery
  5. 未使用領域

の順。DドライブはなぜかFAT32になっている。リカバリメディアを作ってあるとはいえ、リカバリ領域を消すのも怖いので、パーティション操作ソフトでがっつり動かすことにしました。

EaseUS Partition Master v9.1をインストールし、DとRecovery領域をディスク最後尾へ移動し、残りでCを拡張。結構早く終わりました。

再起動したらドライバの更新など走って問題なく完了しました。

SATA/IDE-USB変換アダプタはトラブル時に何かと便利です。逆に言うと、トラブル時しか出番が無いのですが・・・

あと、バックアップは定期的に取りたいですね。外付けHDDやNASなど追加投資が必要なのでなかなか難しいのですが。

 2017/04/11追記
上記 EaseUS Partion Master は 11.10の最新版が出ています。

無料のパーティション管理ソフト - EaseUS Partition Master Free |EaseUS公式サイト